おはようございます。Jun Shimamuraです。
ようやく今年の世界大会の構成が完成して完成度を高める段階に入れました。本来であればもっと早くに構成を完成させる予定だったのですが、オンライン大会になったことで開催時期が8月から11月に変わったことで少し余裕ができましたね。
さて、構成を組むときに実際何を考えているのか、ということを、あくまで僕の方法ですが、まとめてみようと思います。
- 曲を探す・曲に合わせて動く
- 構成に入れたい技のリストアップ
- つなぎの技の追加
- 技の取捨選択・要素の確認
- 完成度を高める作業へ
という5項目に分けて解説していきます。
曲を探す・曲に合わせて動く
僕は世界大会用の音楽は依頼して作曲をしてもらっています。実際には既存の橋を使うことが殆どだと思うので曲の探し方を記載します。
曲を探す時はbpmというものが重要になってきます。bpmについてはググってください。単純に言えばbpm〇〇の、〇〇に入る数字が大きいほど速い曲となります。コマでやりやすいのは大体120ほどだと思います。これは「曲名 bpm」とかでググったらわかるかと思います。ただ、bpmのみに頼って曲を決めるのはなかなか難しいです。実際にコマを回しながら曲を聴いて見るのが効果的かと思います。
構成に入れたい技のリストアップ
好きな技を入れましょう。曲の抑揚やビートなどに合わせた動きが入れられると良いです。
つなぎの技の追加
自分がやりたい技だけで構成を組めるのが1番ですが、なかなか難しいです。そのために、空白の時間がなくなるように技を詰めていきます。お弁当箱に詰めるみたいな感覚ですかね。
技の取捨選択・要素の確認
取捨選択という作業はできればやりたくないです。更に上の順位を目指すためには個人的には必ず必要な作業だと思っています。取捨選択は、僕は「コスパ」という概念で行っています。
コスパ(単発技)=難易度 ÷ 所要時間
コスパ(コンボ技)=(合計難易度 + 技数) ÷ 所要時間
この計算結果が大きくなるように技構成を入れ替えていきます。この作業をすることで、結果として「より多くの技が入った、より難しい構成」に近づいていきます。現在の世界大会では、技の数と技自体の難易度が大きな配点を占めているため、順位を狙うにはかなり重要な作業です。
完成度を高める作業へ
オンライン大会では、ビデオを時間の許す限り何度でも撮影し直せるのでそこまで重要な作業ではないです。しかし、対面での世界大会では、一発勝負です。したがって、いかにミスしないかが重要になってきます。ミスをしないように練習をする、と言い換えても良いかもしれません。(リカバリーについては別記事で。)
以上大きく分けて5項目で僕は毎年構成を作っています。少しでも参考になれば記事を書いた意味があります。質問等はコメントに残していただければ個別対応、もしくは記事を書くことで対応しようかと思っています。お待ちしております。
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